大学受験合格実績(2022年)
国公立大学
本年度は4名が国公立大学を受験し、3名が合格しました。1名が後期合格なので、第一志望校合格率は50%になりますが、国公立大学の合格率としては75%という素晴らしい成績でした。
1人は将来の職業を決めた上で、模試などの結果から自分の力を最大限に発揮したとして合格可能なハイレベルの大学を目指して勉強する方針を立ててくれました。
高校生が個別指導型の塾で偏差値上位大学に向けて受験勉強をするためには、自学自習を充分にして理解できないことだけ授業で質問するという姿勢が最適なのですが、アークの指導ではそれに応えるだけでなくプラスαがあるのです。それを最大限に利用して、週3回の授業以外に学校から帰った後10時過ぎまで長時間自習に通い続けてくれた結果、第一志望校に見事合格しました。
1人は対照的に週1回の授業だけにしか塾に来ないため、受講科目以外は模試結果を見るだけでレベルを判断することになります。三者面談を頻繁に行って、自分の実力と夢の志望校との乖離、そしてお母様の強いご意向を調整し納得させることに時間はかかりましたが、しっかり結果は出してくれました。
もう1人は小学校5年からアークに通っていて、コツコツと真面目に勉強を続けながら高校3年までサッカー部と両立をさせていました。大人しい生徒であまり自己主張をすることはありませんが、地道な学習の積み重ねで少しずつ実力を蓄えていってくれました。第一志望の神戸大は不合格でしたが、後期で受験した京都府立大学にきっちり合格してくれました。
東京都立大を受けて不合格だった生徒も小学校5年からアークに通っていて優秀でしたが、高校受験の際に部活を最優先して学校選びをしました。大学受験を考えると選んだ学校では厳しくなるとアドバイスし、何度も三者面談で説得しましたが意志は変わらず、そこに進学しました。案の定、部活は京都で屈指の強豪校で、学校からの帰りも遅いため高校2年の秋には週1回の授業にも来られなくなって退会しました。ところが理系に進むことから高校3年で受験に物理が必修となったものの、学校では履修登録できないため自学するしかなく、理科の先生に年間学習計画だけ立ててもらったとのことで5月に再入会して、部活を続けながら週1回だけ土曜日に物理の全範囲を指導することになりました。学校の授業が一切なくて8ヶ月間合計48時間だけで国公立大を受験する物理を指導することは至難の業でしたが、この生徒は努力して習得してくれました。
結果的には公立大には進学できませんでしたが、併願受験した関西大の他全ての大学に合格しました。
2022年 第一志望校合格率 50%
- 金沢大学 医学部1名
- 滋賀大学 経済学部1名
- 京都府立大学 文学部1名
私立大学
受験生は7名で、関西大・近畿大・京産大に1名、立命館大・京産大に1名、龍谷大・京都先端科学大学に1名の3名が一般入試で重複合格し、指定校推薦で1名、公募制一般選抜で2名が合格しました。1名のみが第一志望校に不合格でしたので、私立大学の第一志望校合格率は85.7%、全体の合格率は83.3%となっています。
2022年 第一志望校合格率 85.7%
- 関西大学 化学生命工学部1名
- 立命館大学 経済学部1名
- 立命館大学 文学部1名
- 近畿大学 理工学部1名
- 龍谷大学 先端理工学部1名
- 京都産業大学 生命科学部1名
- 京都産業大学 経済学部1名
- 同志社女子大学 学芸学部1名
- 摂南大学 農学部1名
- 京都先端科学大学 バイオ環境学部1名