中学受験合格実績(2019年)
本年度の中学受験者は2名でした。
1名は第一志望の立命館宇治中学校には不合格でしたが、第二志望校の龍谷大付属中学校に合格です。大手進学塾に通っていましたが、膨大な学習量と詰め込み授業が嫌になって4年生の夏に転塾してきました。週2回の塾の授業ではとても頑張って勉強する生徒でしたが、自宅学習があまり捗らず、6年生の秋からコマ数を増やしたものの難関校受験に必要な解法技術、情報量の習得には絶対的時間が不足していました。中高一貫の私学で伸び伸びと勉強し、大学に向けて力を蓄えていってくれることを願っています。
もう1名は5年生の春に入塾し、京都橘中学校を受験しましたが、残念ながら不合格でした。入塾当初は国語力がかなり低くて、2年間をかけてかなりのレベルまで引き上げることができましたが、やはり合格するまでの力は付けることができなかったというのが反省点です。とても意欲的な生徒で、3年後の高校上位校受験に対処すべく受験終了と同時に中学校内容の学習を始め、中学生になっても引き続き勉強を続けてくれています。
個別指導型の塾で難関中学校を受験するための要件は、①週に4コマ以上受講すること ②自宅学習を充分にすること ③4年生の夏までに通塾すること の3点になるかと考えます。
もちろん個々の能力にも依りますので、あくまでも目安です。
逆に中堅の私立中学校であれば、そこまではしなくても自宅学習さえしていただければ、週2回程度でも充分に合格することは可能です。