高校受験合格実績(2022年)
公立高校
本年度の公立高校受験者20名中19名が第一志望校合格で、合格率は95%です。
前期合格率については39%と数字だけを見ると例年ほど高くはなかったですが、桃山・鴨沂・塔南など上位校あるいは高倍率の学校には67%と高い合格率を残せました。
桃山高校へは当塾から3名の合格者(向島東2名、向島秀蓮1名)が出ましたが、1名だけが残念ながら合格できず、2016年度以降で初めて100%の合格率を割ってしまいました。
桃山高校前期入試では生徒Aが内申点と当日点の合計203点、生徒Bが217点とBの方が14点もAを上回っていたにもかかわらず、Bは不合格でAが合格するという意外な結果となりました。面接配点15点ではそれほど差が付くとは考えられないことから、これは桃山高校が活動実績報告書を重要視していることの表れであると思われます。
今年の受験生の特徴は、全般的に真面目で、それぞれの高校へ目的意識を持って進学した生徒が目立ったこと、そして入塾時の成績からは想像が付かないほど学力が伸びた生徒が何人もいたことです。懸命に真面目に取り組んでいるものの、日々の授業や模試の結果、過去の合格者データから判断すると、志望校に関してかなり高望みをしている生徒が何人もいて、今年度は少なからず不合格者がでることを覚悟していましたが、結果は素晴らしいものでした。
中学3年生の10月に入塾した際には正負の計算が曖昧で、英語の基礎も全くできなかった生徒が定員割れのなかった上位レベルの高校に合格したことを考えると奇跡的な成果といえるでしょう。
中には在塾生の紹介で3年の10月に入ってきたのに全く勉強せず、部活推薦で進学校が決まるとすぐに辞めた数人の不真面目な生徒もいましたが、それらは集計から外しています。
唯一志望校に進めなかった生徒は、中学3年間とても頑張って勉強を続けてくれたものの、1年生の内申点が低くて結果的にそれが足を引っ張ってしまいました。上位の高校を狙うためには3年間の内申点を重視すること、そして自分の得意科目を少なくとも一つ以上持つことが肝要です。
2022年 第一志望校合格率 95%
- 桃山高校3名
- 鴨沂高校1名
- 日吉ヶ丘高校4名
- 塔南高校3名
- 京都工学院高校プロジェクト工学科3名
- 京都すばる高校企画科1名
- 東稜高校1名
- 洛東高校1名
- 洛水高校2名
私立高校
私立高校受験者28名全員が第一志望校に合格で、内訳は先願8名・併願20名です。(2校受験者はありませんでした。)
大谷高校バタビアコアコース1名は半額免除、京都文教高校特進Aコース1名は全額免除といずれも併願での合格です。
今年度も広範囲に亘って様々な私立高校を受験しましたが、大学進学を指定校狙いで考えて指定校枠が多い高校を選んだり、高校の特徴をしっかりつかんで、自分の性格と実力に合わせた高校選びをしたりする生徒が比較的多かったので、ほとんどが余裕を持って合格しました。ただ楽しそうだということだけで実力より数ランク下の学校を選ぶ生徒もいました(もちろん、本命は公立高校です)が、しっかり話をした上で本人の自由にさせています。
2022年 第一志望校合格率 100%
- 大谷高校 バタビアコア3名
- 大谷高校 インテグラル1名
- 龍谷大学附属平安高校 選抜特進1名
- 京都産業大学附属高校 進学2名
- 東山高校 クレセント1名
- 京都文教高校 特進A1名
- 京都先端科学大学附属高校 進学BASIC2名
- 京都先端科学大学附属高校 進学1名
- 京都聖母学院高校 進学2名
- 京都廣学館高校 アドバンス3名
- 京都廣学館高校 ジェネラル4名
- 京都精華学園高校 進学B1名
- 京都精華学園高校 遊学1名
- 京都外大西高校 進学1名
- 華頂女子高校 進学1名
- 京都両洋高校 S探究3名