本年度の中学受験者は2名でした。
1名は第一志望の難関校には不合格でしたが、第二志望校のやや難関校に合格です。大手進学塾に通っていましたが、膨大な学習量と詰め込み授業が嫌になって4年生の夏に転塾してきました。週2回の塾の授業ではとても頑張って勉強する生徒でしたが、自宅学習があまり捗らず、6年生の秋からコマ数を増やしたものの難関校受験に必要な解法技術、情報量の習得には絶対的時間が不足していました。中高一貫の私学で伸び伸びと勉強し、大学に向けて力を蓄えていってくれることを願っています。
もう1名は5年生の春に入塾し、週2回で頑張ってくれ、やや難関校を受験しましたが、残念ながら不合格でした。入塾当初は国語力がかなり低くて、2年間をかけてかなりのレベルまで引き上げることができましたが、やはり合格するまでの力は付けることができなかったというのが反省点です。新設の公立小中一貫校で高校上位校受験に対処すべく、受験終了と同時に中学校内容の学習を始めました。
個別指導で難関中学校を受験するためには、やはりせめて4年生の初めには入塾して週回数を多くしていただかないと難しいかと思われます。